2024年9月3日火曜日

娘と一緒にやりたい100のコト⑨


この日の娘のミッションは、児童支援の先生に「明日休むと伝える」こと。
先日に娘が先生に相談して「いいじゃん!それやってみなよ!」と言ってもらえた1日じっくり考えてみる日の予告だ。

本当は今日「休む日」を実行したかったのだが、お礼のお手紙を渡した翌日に休むと、先生に心配をかけるのではという娘の配慮もあったと思う。

朝は旗当番の日だった。
娘は登校時間を登校班とずらしているので、娘のいない登校班を見送る。
知っている子たちもチラホラと見え、たくさんおはようございます、いってらっしゃいの挨拶をした。

娘とは行き違いの内容、迎えに行く時間と場所を再確認していた。
今日は少し早めに行って校門まで迎えに行こうかと考えていたら、学校から電話が鳴った。
何かあったのか??

電話は児童支援の先生からだった。
学校で娘の体調に変化があったわけではないのだが、ちょっと話をしたいので少し早めに迎えに来てもらえませんか、ということだった。
夏休み前と夏休み後、娘の学校生活に変化があったわけだが、確かに先生とそのことについてしっかり話していない。あらためてそんな話があるのか、明日休むと伝えたことへのレスポンスなのか。
なにはともあれ、行ってみるしかない。

娘との約束の時間より20分程度早く学校に行き、児童支援の先生を訪ねた。
先生が私と話したいと思ったきっかけは、娘からの手紙にあった。

私はその手紙が2枚で完結していた時に、「パパ見る?」と娘に聞かれ、読ませてもらった。
しかし、その後も娘はもう少し筆がすすんだようで手紙は4枚になっていた。
つまり残りの2枚に何が書いてあるのか私にはわからなかったのだが、その2枚に気になることがあったらしい。

将来に対して不安、その不安を考えて泣いてしまう事などが書かれていたとのこと。
家でもその不安を話し、泣くことがあった。
理由やきっかけはそれなりに娘や妻から聞いてはいたが、先生からはより具体的にその内容を聞いた。
娘は多くのことを先生と共有できているようだ。

先生はその内容を見てスクールカウンセラーの提案をしてくれた。
スクールカウンセラーは主に
心理的支援をしてくださる心理の専門家で、学校生活にかぎらず、様々な不安や悩みを聞いてくださる方だそうだ。
娘も気持ちを吐き出すことで心が軽くなるかもしれないし、私も仕事柄、
臨床心理士の先生たちとの接点があり、そのスペシャリスト具合は存じ上げているので、本人が望めばそのような機会も良いのではと率直に思った。

この日は「妻とも共有し、娘が希望するか確認してみます」と伝えて帰った。
先生と話している間、娘はしばらく外で待っていた。
通りかかった同級生のお友達が、おそらくこれまでと変わらないテンションで、変わらない距離感で、大きめの声で名前を呼んでくれていた。
その様子が微笑ましく見えた。

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