2012年8月6日月曜日

《番外編》2012冬インフルエンザ予防接種について

実はインフルエンザの予防接種って、最優先な感じかと思っていたわけです。
が、本日相談した先生はそう考えていなかったわけで。
じっくりひざを交えて1時間お話してきました。

まずインフルエンザの予防接種は1歳以下はお勧めできないとされています。
これは予防接種をうけることによるリスクが大きいから。

インフルエンザのワクチンは他のワクチンほどじっくり作る余裕が無いそうです。
だから不純物を取り除き去ることができないとか。
たまごの話もそう。
実際にたまごが使われているらしいのですが、1歳以下だとアレルギーについても不明だったり、
また1歳以降になるとたまごアレルギーに対するリスクもぐっと減るとか。

あと5~6ヵ月頃だとインフルエンザにかかっても重大な事態になることはほぼないそうです。
※個人差があるので絶対とは言えませんが、1歳以降のほうがインフルエンザにかかった時のリスクは大きくなるようです。
なので接種するなら1歳以降という話。


がしかし、今年は色々な事情があり、チメロサールがはいったインフルエンザワクチンが出回るそうです。チメロサールは水銀に由来する防腐剤で、細菌汚染防止のために古くから用いられてきた物質らしいですが、メリットというかベネフィットがリスクを上回るという評価から使用されるケースがあるとか。
現在はチメロサールが含まれていないワクチンの取り合いも行われているみたいです。
もうしばらくすれば各医療機関でチメロサールが含まれたワクチンを扱うのかどうかはわかると思います。

もちろん大丈夫だろうという評価で作られるワクチンですから、大丈夫なんだとは思いますが、
やはり赤ちゃんの身体にはなるべく水銀は入れたくないというのが親心。
おそらく小児科などに優先的にチメロサールの含まれないワクチンが届く事を祈るばかりです。
今日の先生は接種前にチメロサールが含まれているワクチンかどうか問い合わせてみたら良いとおっしゃっていました。


でもって、インフルエンザの予防接種かどれだけ重要かというと、特に1歳児の場合、他の子たちとどれだけ触れ合う機会があるかにもよってきます。
昨年はインフルエンザのピークが3~4月だったそうなので、この期間は子供をあまり公の場に連れて行かない、とすればインフルエンザのリスクは格段に減るわけで。


インフルエンザにかかりたくはないですが、ずっと逃げていてもいつぞやのパンデミックなんて事態が起きたらまっさきにアウトになっちゃう可能性があるわけで。
そう考えると免疫を作るっていうのも大事な気もする。


ちなみに1歳時の子供がインフルエンザにかかる経路はほとんどが親かららしいです。
だから子よりも親が接種することが重要とか。

そんなこんなで例えば正月に子供が一堂に集まる場にいかなくてはならない場合は受けるか受けないかとか、正月に子供が一堂に集まる場には我が子は参加させないとか、インフルエンザの予防接種以前に検討課題は多々あるわけでして、そういった方針の先に受ける受けないがでてくるんだと思います。


さらに言えば1歳児のインフルエンザの予防接種の効果は30%くらいらしく、過度の期待は禁物とのこと。
そして今は予防ではなく、かかってから服用できる薬もあります。
タミフルとか、吸入器を使って服用するものとかあるらしい。

そして今回相談した先生は、1歳児の場合、予防接種のリスクより、インフルエンザにかかってから薬で治療する方がリスクが少ないのでは?とも考えている様子。
これはなかなか難しいですぞ。


とはいえMRやヒブや肺炎球菌などなどのスケジュールをずらしてまで打つものかと言えばそうでは無いわけで、やはりMRなどの最優先接種を組んで、その間に受けられるなら受ければよい、という感じでしょうか我が家では。
あくまでも我が家では、ネ。


さらにインフルエンザはシーズンに2回接種することで効果と期間を長くする狙いがあるらしいですが、実際は2回目の効果が1回目と大差ないらしい。
つまり1回の接種で3~4カ月の効果があるから、2回打てばその期間が延長できるって感じですね。
インフルエンザのピークは年々遅くなりつつあるみたいで、今年は3~4月だったらしいです。
なので年内に1回、年明け1月後半頃に1回打てば、この期間はカバーできると思いますが、
まず親が予防接種して子に移さないってところが最重要かもしれませんねー。

というわけで次の記事でバクっとスケジュールを組んでみようと思いますー。

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